Adena Health System、米国オハイオ州、チリコシー
オハイオ州農村部の10の郡地域の住民にサービスを提供しているAdena Health Systemは、Adena地域医療センターや小規模の地域施設を含む非営利の医療制度です。1895年に設立されて以来、Adenaは多数の専門部門を抱える総合的なサービス施設に発展し、オハイオ州南中心部の500,000人を超える人にサービスを提供しています。
Adena Health Systemの新生児医療施設では、新生児とその母親に優れたケアを行っていましたが、救命を専門とする医師へのアクセスは限られていました。このような特殊なケースでは、医師は危険な状態にある新生児を、110キロ近く離れたオハイオ州コロンバスにある、地域でもっと大規模な施設であるNationwide Children's Hospitalに搬送する以外ありませんでした。実際に、Adenaからは、この地域の病院施設で最も多数の新生児がNationwide Children's Hospitalに搬送されていました。これらの搬送には時間がかかり、新生児とその家族にとって負担がかかるだけでなく、1回の搬送で10,000ドル近い多大な経済的負担が伴いました。Adenaでは、適切な専門医にタイムリーにアクセスできるテクノロジ ソリューションを必要としていました。
2005年、高性能コンピュータおよびネットワーク インフラストラクチャをオハイオ大学や業界に提供している州組織のOhio Supercomputer (OSC) に、連邦政府から医療における共同作業と高額の科学装置のオンライン共有を支援することを目的とした助成金が交付されました。OSCは、オハイオ州チリコシーのAdena Health Systemと、オハイオ州コロンバスのNationwide Children's Hospitalを連携して、専用の高速光ファイバー ネットワーク接続およびLifeSize® Room™高解像度ビデオ システムを提供しました。Adenaにすでに設置されていたCisco® Catalyst™スイッチに、強力なネットワーク、セキュリティおよびワイヤレス ソリューションを併用したことで、ネットワーク内にビデオを簡単に実装することができました。
「LifeSizeシステムでは、IT担当者や技術者の助けを借りる必要がほとんどありませんでした」と、Adena Health SystemのCIOのMarcus Bost氏は述べています。「医師が自由に使いこなるようになりました。医師が自らでサポートも行い、ビデオ通話を開始しています。素晴らしい点は、すべての部分がシームレスに動作し、患者と医師の両方にメリットが得られたことです。」
LifeSizeの実装以来、Adenaでは、適時に適切な場所で専門医からの診察を受けられるようになったため、新生児医療が大幅に改善しました。使用開始1年目で、AdenaからChildren's Hospitalに搬送される新生児の数は、140人から70人に半減しました。今では、Adenaの医師は、必要な時にいつでもコロンバスのChildren's Hospitalに5Mbpsのビデオ通話を行うことができます。遠隔地から、新生児の小さな手足の指や、小さな咳も見逃すことなく、はっきりと鮮明な高解像度ビデオで観察できます。
デジタル研究室の検査やレントゲン フィルムも別々の場所にいる医師間で共有でき、まるで全員が同じ部屋で立ち話をしているようにお互いに相談することができます。「素晴らしいことです」と、Marcus Bost氏は続けます。「鮮明度が非常に高いため、医師が通話相手の部屋の壁に貼ってあるメモを読んだり、廊下の端の検査室や新生児の病室まで問題なく見渡すことができます。LifeSizeによって、ビデオ通信の基準が大きく引き上げられました。」
今後の見通しについて、Bost氏は、地域での高解像度ビデオの使用が急速に広がるだろうと述べています。事実、Adena構内にある新しいPACCAR医療教育センターでは、ライト州立大学およびオハイオ大学の学位を看護学生が取得できるようになっています。講義室からの遠隔ビデオ講義を通して、講座の多くを受講することができます。
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